冬の北陸の味 かぶら寿し
私の大好物で、これを食べると冬が来たなぁと思います♪
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ブリを加賀野菜の青かぶらに挟み麹で漬けた物で金沢の正月では定番の品
大きな蕪&鰤の身もギッシリ詰まっているので一切れでもかなりお腹にズシッときます






実は私の実家から義実家へお歳暮で送ってくれた物をお裾分けで頂いたのでした(^^ゞ
家人が魚介類が苦手なので我家には送らないけど義実家に送れば心優しい義両親が私にも少し分けて下さるだろうという母の企みが奏をこうして(双方の両親に感謝m(__)m)今年も
無事食べる事が出来ました^^ 地元だと漬物屋さんでg単位で買えますし(せこい客は測る前に「麹を落として測って」と頼み測り終わった後に「その麹戻して包装して」という話もある)
スーパーのお惣菜売り場等にも普通に売っていたりします。(そちらの方が少し安いです)

北陸では冬の代名詞に“鰤おこし”という言葉があります。晩秋から初冬季になると雷が鳴り
始め雪が降り出す時期に鰤が取れ始めるので、そう呼ぶのです。私の小さい頃は太平洋で
取れる鮪は流通の関係か北陸ではあまり美味しくなく(そのせいか未だに鮪の赤身は苦手)
魚の王様と言うと鰤でした。あと最近ではほとんど見かけませんが、石川の金沢~富山の
高岡にかけてでは「鰤歳暮」と言う“娘の嫁ぎ先に鰤を一本届け、鰤を頂いた先では半身を
嫁の実家に返す”という慣わしもあった様です。鰤は大きくなる迄に「こぞくら」「ふくらぎ」
「がんど」と名前が変わるので出世魚と呼ばれるお目出度い魚だし、あやかって欲しいという
願いからもあっての事かもしれません。ただ10キロ代の鰤だとその年の相場で違うものの
一匹5~10万円位と高いし大変だった事でしょう。でも母の世代迄は割と普通に行われて
いたそうでビックリです\(◎o◎)/!(私の世代でも、まだ続けている家も若干あるとか)

ただ最近地元の家庭でも、このかぶら寿しは作らなくなってます。上に書いたような習慣が
無くなったり加賀野菜も高いので(漬物業者が買い占めるため手に入れにくい)各家庭で
漬けるより買ってくる方が安くなっているからだと思います。ただ似たようなお漬物がもう一つ
あって大根と身欠きニシンで作る大根寿しは、まだ家で漬けているうちも多いし私の実家でも
漬けているので実家に居る時は手伝っていました。この場合はニシンは大根に挟まず漬け
食べる時もニシンは別にして(炙って)食べる事が多いです。家によって微妙に味が違うし
(麹の下準備の仕方が家によって違う)その年の天候によっても味が変わってきます。
実家では先日から大雪が降り大変そうですが、こういう時に一番良くなり甘く漬かります。

これから寒くなるにつけ金沢では能登牡蠣やズワイガニ、コウバコガニ、甘海老、ナマコ、鱈と
その白子、アンコウ、鴨等の海&山の幸の味も深まり冬は食べ物が一番美味しい季節かも。
こうやって書いていると帰りたくなりますね・・・でも関東の風は冷たいとはいえ晴れて布団や
洗濯物を干せる冬に慣れてしまうと、もうあの大雪に耐えられるか?自信ないかも(^_^;)
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by sala-rhythm | 2005-12-15 11:57 | food&drink
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